建築設備士試験の一次試験対策におすすめの講習会、資格学校3選【学科試験編】

建築設備士

どうもAMAKenです。

建築設備士の一次試験である学科試験を独学で一発合格するための勉強法をご紹介しましたが、どうしても独学では不安という方のために学科試験対策におすすめの講習会や資格学校をご紹介します。

下記の記事でも書きましたが、学科試験は独学でも十分合格できます。
まずはこの記事を読んでみて、それでも独学では不安という方は講習会や資格学校の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

二次試験の設計製図試験におすすめの講習会や資格学校についてもまとめていますので、是非ご覧ください。

講習会と資格学校について

建築設備士の学科試験対策を行っている講習会と資格学校を3つご紹介します。

  • 講習会(日本設備設計事務所協会連合会などが主催)
  • 総合資格学院
  • 日建学院

ここからはそれぞれの講習会と資格学校の特徴と対策講座についてご紹介します。

講習会

まず講習会ですが、この講習会は日本設備設計事務所協会連合会や電気設備学会などが共同で主催する「建築設備士」第一次試験受験準備講習会というものです。

独学で勉強している方向けに補足のような形でおこなわれる講習会です。
場所は東京と大阪の2か所で、4月中旬ごろに開催されます。
受講申し込みは2月下旬ごろから日本設備設計事務所協会連合会電気設備学会のホームページ、各学会の会誌等で案内されます。

講習内容は4科目(建築,空調,衛生,電気)の受験対策に即した内容で、委員会作成のオリジナルのテキスト『建築設備士第一次試験受験対策講習テキスト』で講習を行います。
受講料は¥27,000(税込、テキスト代込)です。

総合資格学院

まずは一級建築士試験の講座でも高い合格率を誇る総合資格学院です。

学科試験の合格率がホームページに記載されていなかったので設計製図の合格率になりますが、令和2年度の合格率は66.4%と独学や他スクール受験者よりも約30%も合格率が高かったという実績があります。

総合資格の特徴は分かりやすいテキストと問題集、そして課題の多さだと思います。

一級建築士試験の独学勉強法でも良く言われていることですが、総合資格のテキストと問題集があれば独学でも合格できる!!
それだけ総合資格のテキストと問題集は分かりやすいんです。

次に特徴的なのが課題の多さです。
毎週の講義前には事前に講義内容を把握するための予習課題と講義後の復習課題が大量に渡されます。
仕事が忙しい中でこの大量の課題が出されるため、途中で挫折する人もちらほらいます。
逆に言えばこれを乗り越えれば必ず合格できます!!

具体的な対策講座は5つ用意されています。

  • 学科合格必勝コース
  • 設計製図コース(設計製図講座)
  • ストレート合格必勝コース
  • 設計製図必中期必勝コース
  • 学科合格対策プラン

ここでは学科に特化した「学科合格必勝コース」と「学科合格対策プラン」についてざっくりご紹介します。

学科合格必勝コース

このコースは通学映像もしくはe講義(Web講義)で受講する学科コースです。

重要事項をインプット講座で確認し、テストを通して知識を書き実に定着。
ポイントを的確におさえた効率的な学習で確実に合格レベルの力を養成します。

https://www.shikaku.co.jp/k_setubi/gakka/flow.html

講義内容は本試験の厳選問題の解説や計算問題の解説、学科対策、模擬試験が含まれています。
開講は2月スタートと3月スタートに分かれていて、これから受講可能です。
受講料は290,000円(税抜)です。

学科合格対策プラン

このプランは、学科試験を独学でめざす方向けのプランです。
まず、当学院オリジナル教材で学科試験を突破していただき、その後、当学院の設計製図講座を受験することにより、設計製図試験の確実な突破をめざします。

https://www.shikaku.co.jp/k_setubi/gakka_dokugaku/index.html

ホームページからの引用文にもあるように、総合資格の各科目の学科問題集と模擬試験2回分で独学合格を目指すプランです。
学科試験合格後は総合資格の設計製図コースを受講する必要があるようです。

受講料は374,000円(税込)で設計製図コースの受講料も含まれているようです。
学科試験の合否によって、その後の受講料等が変わるようなので、詳細は総合資格のホームページをご参照ください。

建築設備士の試験対策なら、資格指導のエキスパート「総合資格学院」。
「建築設備士」の試験対策なら総合資格学院...

日建学院

次に日建学院ですが、こちらも総合資格と同様で分かりやすいテキストと問題解説が特徴です。

私自身は日建学院に通学した経験はありませんが、日建学院が出版している「建築設備士 学科問題解説集」を使って独学勉強で一発合格しました。

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具体的な対策講座は3つ用意されています。

  • 学科Webコース
  • 二次試験対策Webコース
  • ストレート合格Webコース

ここでは学科に特化した「学科Webコース」についてざっくりご紹介します。

学科Webコース

過去5年間の学科本試験出題問題の要点解説講義で合格を目指します。特に重要な建築設備の問題については、各年度を5回に分けて全問を詳しく解説。建築一般・法規問題は各年度の出題の中から特に重要な論点のある問題を10問抜粋して解説します。建築全般の内容を補完し、得点力アップを図るためのサポート講義もあるので、安心して学習に取り組むことができます。

https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/equipment/course/gakka

講座はすべてWebで受講し、いつでも受講可能です。
使用する教材は下記4つです。

  • 学科問題解説集
  • 建築設備士受験ハンドブック
  • 2級建築士厳選問題500+100
    模擬試験問題と解説集

学科問題解説集」は私が独学で使用した教材で、「2級建築士厳選問題500+100」も市販されている教材です。

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下記の記事でも書いたように、学科試験の建築一般知識や建築法規は2級建築士試験レベルのため、「2級建築士厳選問題500+100」を講座の教材として使用しているのだと思います。

受講料は120,000円(税抜)です。

詳細は日建学院のホームページをご参照ください。

建築設備士の講座一覧|合格を目指すなら日建学院
日建学院の建築設備士講座のご紹介。各種講...

まとめ

今回は建築設備士試験の学科試験対策の講習会と資格学校をご紹介しました。

講習会は独学者向けの補足の講習になっているので、苦手分野やわからないところをその講習会で講師に質問してみてもいいかもしれません。

資格学校は受講料を比較すると日建学院の方が総合資格学院よりも約170,000円(税抜)も安いですが、市販されている教材を使用しているため、だったら独学でも良いのでは?と思ってしまいます。
事実、私自身が日建学院が市販している教材で独学で合格しています。

どちらの学校に通っても学科試験対策だけで数十万円もの高額な費用が必要となるため、しっかり検討が必要だと思います。
どうしても1人では勉強を続けられないなど、独学ができない方は講習会や資格学校を検討してみるのもいいかもしれません。

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