建築設備士試験に独学で合格するための勉強法とおすすめの参考書【建築設備編】

建築設備士

どうもAMAKenです。

本記事では、建築設備士学科試験の科目別の対策についてご紹介いたします。
今回の科目はメイン科目の建築設備です!!

  • 出題傾向と対策を知りたい!!
  • 独学でどう勉強すれば良いの?

というような悩みに答えていきます!!

建築設備は、建築設備試験のメインの科目のため、他の科目と比べると出題レベルが高いです!!

先に悩みに対する回答を言ってしまうと

  • 出題は過去問が中心で、過去問対策だけで十分!!
  • 新出問題もあるが、過去問対策だけで合格基準点はクリアできる!!
  • 問題数が増えたことで、過去問の重要度UP!!

正直、他の科目と比べて出題レベルはかなり高いです。
しかも過去問だけでなく、新出問題も出題されます。

しかし、過去問からの出題だけでも確実に合格基準点をクリアすることが出来ます!!

令和2年から問題数が増えましたが、増えた問題は新出問題ではなく過去問からの出題数です。
過去問をしっかり勉強することで、増えた問題分の得点が確実にGETできます!!

以降で詳しく出題傾向や対策について解説していきます。

学科試験全般の独学での勉強法やおすすめの参考書についてはこちらの記事をご覧ください。

建築設備の出題傾向と対策

まずは、建築設備のこれまでの出題傾向を分析していきます。

建築設備を大きく分類すると

  • 空調設備
  • 衛生設備
  • 電気設備
  • 設備施工

の4つに分けられます。

建築設備の出題数ですが、2020年(令和2年)の試験からこれまでの50問から60問に変更され10問増えました。
出題は新出問題もありますが、例年通り過去問からの出題が多い傾向です。
問題数が増えたことで、過去問の中でも出題頻度が少ない問題が出題されるようになりました。

これまでの出題数は下記のとおりです。

  平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年
空調設備 12問 12問 12問 12問 12問
衛生設備 12問 12問 12問 12問 12問
電気設備 20問 20問 20問 20問 20問
設備施工 6問 6問 6問 6問 6問
合計 50問 50問 50問 50問 60問

ここからは各科目の出題傾向から重要ポイントを分析して対策を紹介します。

空調設備

まずは空調設備ですが、

  • 空調計画
  • 空調方式
  • 空気線図
  • 換気設備
  • 空調機器
  • 排煙設備
  • 自動制御
  • 省エネ

などから出題されています。

空気線図や換気回数などの計算問題が3問くらい出題されています。
ほぼ過去問からの出題なので確実に得点しましょう!!

出題数12問に対して、目標としては7~8点くらいは取っておきたいですね!!

衛生設備

次に衛生設備ですが、

  • 給水設備
  • 給湯設備
  • 排水設備
  • 衛生器具
  • 消火設備
  • ガス設備

などから出題されています。

水槽の容量や配管の管径などの計算問題が3問くらい出題されています。
過去問を勉強して公式をしっかり理解していれば、確実に得点できる問題です。

出題数12問に対して、目標としては7~8点くらいは取っておきたいですね!!

電気設備

次に電気設備ですが、出題範囲が広く

  • 電気設備計画
  • 受変電設備
  • 動力設備
  • 電灯設備(照明)
  • 防災設備
  • 通信設備
  • 雷保護設備
  • 電気機器、材料
  • 昇降設備

などから出題されています。

電圧降下や照度計算などの計算問題が4問くらい出題されています。
ほぼ過去問からの出題なので確実に得点しましょう!!

出題数20問に対して、目標としては12~14点くらいは取っておきたいですね!!

設備施工

最後に設備施工ですが、

  • 施工計画
  • 施工管理
  • 建設業法

などから出題されています。

出題される問題はほぼ過去問からの出題なので、設備施工の6問は確実に得点するようにしましょう!!

おすすめの参考書

おすすめの参考書は日建学院が出版している「建築設備士 学科問題解説集」です。
私自身もこの参考書を使用して独学で一発合格しました。

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「建築設備の出題傾向と対策」でも書きましたが、試験問題は過去問が中心となりますので、対策も過去問だけで十分です。

この参考書は問題と同じページに解答と解説が書かれているので、1問1答で勉強していく私が紹介おすすめする勉強法にとても使いやすい参考書になっています。

「同じページに解答があるのはイヤだ」という人も中にはいると思います。
そのような方には総合資格学院の参考書をおすすめします。
その他にもおすすめの参考書4選を記事にまとめましたので是非合わせてご覧ください。

まとめ

本記事では、建築設備士学科試験の建築設備に特化して試験対策をご紹介しました。

建築設備士試験のメインの科目のため、出題レベルも高く、さらに問題数が増えてより難しい科目になりましたが、高得点を目指すのではなく、合格に必要な点数を取ることを意識して勉強しましょう!!

過去問で勉強をすれば必ず合格に必要な得点は取れますので頑張りましょう。

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