建築設備士試験に独学で合格するための勉強法とおすすめの参考書【学科試験編】

建築設備士

どうもAMAKenです。

  • 建築設備士試験に独学で合格できるの?
  • どんな参考書で勉強すればいいのかわからない!!
  • そもそもどうやって勉強すればいいの?
  • 勉強時間はどれくらい必要?

など建築設備士試験に悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、建築設備試験の学科試験は独学で十分合格出来ます!!

私自身も数年前に独学で学科試験に臨んで一発で合格しました!!

この記事では私の経験をもとに独学で建築設備士の学科試験に合格するための勉強法とおすすめの参考書をご紹介します。

どうしても独学での勉強に不安がある方は学科試験対策の講習会や資格学校の講座の紹介をした記事を是非ご覧ください。

二次試験の設計製図試験の勉強法とおすすめの参考書についてはこちらの記事をご覧ください。

建築設備士試験について

まず建築設備士試験とはどういう試験かということですが、試験は一次試験の学科試験と二次試験の設計製図試験の2つに分かれています。

この記事で紹介するのは一次試験の学科試験の部分です。

例年、一次試験が6月下旬ごろに行われ、二次試験が8月下旬ごろに行われます。
受験申し込みが3月ごろからなのでそこから勉強を始めても十分合格できます。

独学で学科試験に合格するための勉強法とおすすめの参考書

学科試験の概要と出題レベル

学科試験は科目が3つに分かれています。

  • 建築一般知識
  • 建築法規
  • 建築設備

建築一般知識は建築計画や構造力学、施工などの問題が27問出題されます。
合格基準点は例年13点以上で、目標としては19点くらいは取っておきたい科目です。
出題傾向としては過去問が中心で、出題レベルは2級建築士レベルなので、建築学科出身の方は大学の授業で習った知識で十分クリアできると思います。

建築法規は建築設備に係る法規を中心に18問出題されます。
合格基準点は例年9点以上で、目標としては13点くらいは取っておきたい科目です。
出題傾向は建築一般知識と同様で過去問が中心で、建築基準法だけでなく、消防法などの関係法令からも出題されます。
私の周りの後輩は建築法規で足きりにあって落ちている人が多くいました。

最後に建築設備ですが最も問題数が多く、60問出題されます。
出題内訳は空調設備15問、衛生設備15問、電気設備24問、設備施工6問です。
出題内訳は毎年多少変わる可能性があります。
合格基準点は例年30点以上で、目標としては42点くらいは取っておきたい科目です。
出題傾向は過去問が中心ではありますが、最新技術などの問題も多く出題されており、他の科目と比べて難易度がかなり高いです。

2020年(令和2年)から各科目の問題数が変わりましたが、出題が過去問中心であることは変わらないので試験対策もこれまで通りで問題ありません。

総得点の合格基準点は例年6~7割となっています。

過去の合格基準点や合格率などをまとめた記事を書いたので是非こちらの記事もご覧ください。

学科試験対策の勉強法とおすすめの参考書

学科試験対策ですが、「学科試験の概要と出題レベル」でも書いた通り、試験問題は過去問が中心となります。
まずは過去問をしっかり解けるようになれば各科目の合格基準点は必ず突破できます。

おすすめの参考書は日建学院が出版している「建築設備士 学科問題解説集」です。
私自身もこの参考書を使用して独学で一発合格しました。

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過去5年分の過去問とわかりやすい解説が書かれています。
問題と解説が同じページに書かれているので、問題を解いてからすぐに確認がスムーズにできて、繰り返し勉強する方法にはおすすめの参考書です。

「同じページに解答があるのはイヤだ」という人も中にはいると思います。
そのような方には総合資格学院の参考書をお勧めします。
その他にもおすすめの参考書4選を記事にまとめましたので是非合わせてご覧ください。

私はこの参考書を年度ごとに裁断して持ち運びしやすいようにして外で勉強するようにしていました。

実際の勉強時間はだいたい100時間くらいだったと思います。

勉強期間は約2か月で、平日の仕事終わりに1日2時間だけ勉強するように決めて習慣づけました。
22時くらいに仕事を終えて、23時から近所のファミレスで2時間勉強するということを続けました。
あとは試験前一週間に集中して勉強時間を少し増やして試験に臨みました。

通勤などのスキマ時間にちょろっと過去問を復習できるアプリもあるので活用してみてはいかがでしょうか。

過去問は5年分を3周やることをおすすめします。

過去問1周目はすべてを理解できなくてもいいので、とにかく早めに全問解いて解説を読むようにしました。
早めに試験問題の全体像をイメージするために理解よりも先にイメージを持つために短期間で終わらせました。

過去問2周目からは1問ずつしっかり考えて解いていってください。
既に持っている知識で解ける問題もあれば1周目で何となく覚えている問題もあったりすると思います。
そのあたりを自分の中で整理して苦手分野などを理解するようにしてください。

過去問3周目はこれまで間違えたところや苦手な部分などを意識しながら仕上げのつもりで全問解いてください。
ここまでやれば各科目の合格基準点は必ずクリアできるはずです。

ただし、これだけでは総得点での合格基準点を達成することが出来ません。

どの科目でも良いので必ず強みを作ってください。
私の場合は建築法規で満点取るつもりで準備をしました。

科目別の試験対策

科目別の試験対策についてそれぞれ別記事にまとめていますので是非ご覧ください。

建築一般知識はこちらの記事をご覧ください。

建築法規はこちらの記事をご覧ください。

建築設備はこちらの記事をご覧ください。

まとめ

本記事では、建築設備士試験に独学で合格する勉強法とおすすめの参考書をご紹介しました。

建築設備士試験を受験しようとしている皆さんも私と同業の建築関係の仕事をされていると思います。
日々、仕事が忙しい中で何とか時間を作って勉強をすることになると思いますが、最後まであきらめずに頑張っていきましょう!!

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