どうもAMAKenです。
本記事では、これから建築設備士試験の勉強を独学で始めようと考えているけど、
- どの参考書で勉強すれば良いのかわからない!!
- 参考書は過去問だけでいいの?テキストも必要?
- 何年分の過去問に対応していれば良いの?
と悩んでいる方向けにおすすめの参考書をご紹介します。
結論としては、参考書は直近5年分の過去問だけで十分です。
理由はとても明快で、
- 出題傾向が毎年ほぼ変わらず、過去問だけで合格基準点をクリアできる
- 古すぎる過去問を勉強しても法改正などで内容が変わっている
- 建築設備はどんどん新しい技術が出てきて出題傾向が変わる
ため、直近5年分の過去問だけで十分です。古すぎる過去問をやっても全く意味がありません!!
また、今回一番おすすめする参考書(過去問)は解説がとても分かりやすいので、内容を理解するために別途テキストも必要ありません。過去問の解説だけで十分理解できるはずです。
私自身は日建学院が出版している「建築設備士 学科問題解説集」で独学で一発合格しました。
他にもおすすめの参考書があるので、おすすめ順にご紹介します。
別の記事で学科試験に独学で合格するための勉強法を紹介しているので是非こちらの記事もご覧ください。
建築設備士試験の学科試験対策におすすめの参考書4選
本記事でご紹介するおすすめの参考書はこの4冊です。
- 建築設備士 学科問題解説集 日建学院著
- 令和3年度版 建築設備士 学科試験 問題解説 総合資格学院著
- 建築設備士試験 学科〔建築一般知識・建築法規〕〔第3版〕 田中毅弘、西井久人著
- 第五版 建築設備士120講 大庭孝雄著
おすすめ順に参考書をご紹介します。
建築設備士 学科問題解説集 日建学院著
まず初めに紹介するのは、私自身も使用した一番おすすめの「建築設備士 学科問題解説集」です。
建築士試験などの対策講座なども行っている日建学院が出版している参考書(過去問)で、直近の試験問題も含めて過去5年分の過去問と詳しい解説が書かれています。
建築設備士の講座も開講しているため、当然問題の解説などは適切で信頼できる参考書になっています。
参考書のサイズはA4判で文字も大きく見やすいです。
問題と同じページに解答が書かれているので、問題を解いてすぐに確認をすることが出来ます。
令和3年度版 建築設備士 学科試験 問題解説 総合資格学院著
次に紹介するのは、「令和3年度版 建築設備士 学科試験 問題解説」です。
この参考書は総合資格学院が出版している参考書(過去問)で、過去5年分の過去問と詳しい解説が書かれています。
直近の過去問は別途応募することでプレゼントされ、計6年分の過去問が勉強できます。
総合資格学院も建築設備士の講座を開講しているため、当然問題の解説などは適切で信頼できる参考書になっています。さらに高い合格率が実績としてあるので、解説のわかりやすさの信頼度はかなり高いです。
参考書のサイズはA5判で、日建学院の参考書よりもコンパクトで携帯性に優れています。
さらに価格も少し安くおすすめです。
あとは問題と解答が別冊に分かれているのが特徴です。
建築設備士試験 学科〔建築一般知識・建築法規〕〔第3版〕 田中毅弘、西井久人著
次に紹介するのは、田中毅弘、西井久人共著の「建築設備士試験 学科〔建築一般知識・建築法規〕〔第3版〕」です。
この参考書は、紹介した他の参考書とは異なり、建築一般知識と建築法規に特化した参考書(テキスト+過去問)になっています。建築設備の内容は含まれていません。
各章末に「学習のポイント」と正誤を問う形式の「例題」を設けることで、各章の理解度を上げる構成になっています。過去7年分の過去問と解答が付録としてついています。
他の方のレビューを見ると、構造の例題で解説がおかしい部分があるようで、解説の信頼性に多少の不安があります。
第五版 建築設備士120講 大庭孝雄著
最後に紹介するのは、大庭孝雄著の「第五版 建築設備士120講」です。
過去30年分の問題を精査して作られた参考書(テキスト)で、最新法規への準拠や近年の出題傾向を徹底分析されています。ただし、最新の第五版の出版が2017年なので、情報が少し古い可能性があります。
サイズがコンパクトで持ち運ぶには便利なようですが、誤字が多かったり、解説が最低限で分かりにくい部分があるようです。
また、電気設備の問題がかなり少なく解説も少なくわかりにくいようです。
まとめ
本記事では建築設備士試験の学科試験対策におすすめの参考書4選をご紹介しました。
個人的には、「建築設備士 学科問題解説集」と「令和3年度版 建築設備士 学科試験 問題解説」の二択かなと思います。
どちらを選ぶかは、参考書のサイズや文字の大きさ、フォントなど個人の好みで選んでみてはいかがでしょうか。
建築設備士試験を受験しようとしている皆さんも私と同業の建築関係の仕事をされていると思います。
日々、仕事が忙しい中で何とか時間を作って勉強をすることになると思いますが、最後まであきらめずに頑張っていきましょう!!
コメント