消防設備士甲種4類に独学で一発合格する方法

消防設備士甲種4類

どうもAMAKenです。

このブログでは私が実際に消防設備士甲種4類に独学で一発合格した経験をもとに試験対策をご紹介したいと思います。

消防設備士とは

消防設備士には特類から第7類まで対象の消防設備応じて8種類に分類されていて、さらに甲種と乙種に分かれています。

類別甲種乙種対象の消防設備
特類特殊消防用設備等
第1類屋内消火栓設備、屋外消火栓設備、スプリンクラー設備、水噴霧消火設備
第2類泡消火設備
第3類不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備
第4類自動火災報知設備、ガス漏れ火災警報設備、消防機関へ通報する火災報知設備
第5類金属製避難はしご、救助袋、緩降機
第6類消火器
第7類漏電火災警報器

この記事で紹介する第4類は自動火災報知設備などが対象の設備となります。

第4類の中でも甲種と乙種に分かれていて、乙種は火災報知設備の点検や整備を行うことが出来、甲種は乙種の範囲に加えて工事も行うことが出来ます。
受験をされるのであれば是非乙種ではなく、甲種を受験することをお勧めします!!

試験は筆記試験と実技試験の2つに分かれて同日に行われます。
下のリストが科目と問題数で甲種の場合の問題数を表しています。
( )内の問題数は乙種試験の問題数です。

筆記試験

  • 消防関係法令 15問(10問)
  • 基礎的知識 10問(5問)
  • 消防用設備等の構造・機能・工事・整備 20問(15問)

実技試験

  • 鑑別等 5問(5問)
  • 製図 2問

試験自体は毎月のように各都道府県で実施されています。
詳細は試験を行っている一般財団法人消防試験研究センターのホームページをご参照ください。

試験対策

独学におすすめの教材はTACの「消防設備士 4類 超速マスター 第2版」です。
筆記試験と実技試験の両方に対応しているのでこの1冊で十分です!!

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私の使い方は「まとめ&丸暗記」を読んですぐにチャレンジ問題を行っていました。
それでもわからないところはテキストを読んで理解を深め、再度チャレンジ問題を行うようにしていました。

この教材は第1版もありますが、法改正が行われているので先輩から古い教材をもらって勉強するのはやめましょう!!
必ず最新版で勉強をするようにしてください。

勉強期間は1か月もあれば十分です。
試験範囲も広くないので1か月あれば十分すぎるくらいだと思います。

とにかく1回教材を一通り読んでみて、理解が浅いところだけもう一度確認する程度で十分です。
私自身の勉強時間は1日1時間で2週間で受かりました。

最後に

建築設備系の資格の中でも消防設備士は比較的簡単に取れる資格です。
今後、建築設備士などの資格受験に向けて勉強習慣を付けるための下準備として受けるのもいいかと思います。

ただし、なめてかかると当然落ちます!!
実際、令和2年度の合格率も37.8%とかなり低いです。

決して難しい試験ではないですが、しっかり勉強して資格取得にチャレンジしてください!!

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