建築設備士試験の二次試験対策におすすめの講習会、資格学校3選【設計製図編】

建築設備士

どうもAMAKenです。

本記事では、建築設備士試験の一次試験(学科試験)に無事合格できたけど、

  • 二次試験は講習会や資格学校で勉強した方がいいのかな?
  • 講習会と資格学校のどっちがいいのかな?
  • 独学でも二次試験に合格できるかな?

と悩まれている方向けに記事を書きました。

結論としては、建築設備士試験の設計製図試験を独学で合格するのは極めて難しいです。
協会が主催する講習会もしくは資格学校の対策講座を受講することをお勧めします。

設計製図試験は毎年、課題建物の用途が変わります。

どんな用途の建物に対しても知識が豊富で、空調や衛生、電気設備すべてをマスターしている人であれば独学でも問題ないですが、まぁそんな人は存在しないと思います。
そんな人がいたとしてもすでに建築設備士の資格は持っているでしょう。

私自身は協会が主催する講習会を受講して建築設備士試験に合格しました。

本記事では、建築設備士試験の二次試験である設計製図試験対策におすすめの講習会、資格学校についてご紹介します。

学科試験の勉強法やおすすめの参考書については別の記事にまとめてますので是非そちらをご覧ください。

二次試験対策におすすめの講習会、資格学校について

冒頭でも書きましたが、二次試験の設計製図試験を独学で合格するのは極めて難しいです。
講習会や資格学校の対策講座を受講することをお勧めします。

本記事で紹介する講習会と資格学校はこの3つです。

  • 講習会(日本設備設計事務所協会連合会等が主催)
  • 総合資格学院
  • 日建学院

講習会について

まず講習会ですが、この講習会は日本設備設計事務所協会連合会や電気設備学会などが共同で主催する「建築設備士」第二次試験受験準備講習会というものです。

二次試験対策として私が1番おすすめする試験対策です。

理由としては、電気設備学会や空気調和・衛生工学会などの建築設関係の各協会が主催、協賛している講習会のため、試験対策に必要な情報が講義(テキスト)に全て詰まっているからです。

あとは資格学校に比べて必要となるお金がかなり抑えられる点です!!

講習会は1日で、朝の9時から19時まで終日講義が行われます。
場所は例年、札幌と東京、大阪、福岡の4か所で受講料は¥25,000(税込、テキスト代込)です。

例年6月上旬ごろに講習会の案内が公表されてすぐに満員になってしまうので、学科試験後はすぐに自己採点をして基準点をクリアしていたらすぐに講習会に申し込むことをお勧めします。

一般社団法人 日本設備設計事務所協会連合会 JAFMEC Japan Federation of Mechanical & Electrical Consulting Firms Association
一般社団法人 日本設備設計事務所協会連合会

実際のところ、この講習会が重要というわけではなく、講習会で使用されるテキストが重要です。
講習会の講師は普段講義を行っていない協会に所属する設計事務所やサブコンの社員の方が多く、資格学校のプロの講師と比べると講義がかなり下手です。講義の途中で帰る方も結構います。

このテキストはその年の課題建物に合わせた必要な情報がすべて詰まっています。
あとはこのテキストをもとに暗記が中心になりますが、勉強していくことになります。

実際に私が行った具体的な勉強法はまた別の記事にまとめたいと思います。

総合資格学院について

次に総合資格学院の二次試験対策講座ですが、『建築設備士設計製図コース』という講座が用意されています。
53時間(12回)の講義と8回の添削指導があり、価格は¥310,000(税抜)です。

講義は通学映像若しくはe講義(Web)のどちらかで、各単元ごとに細かく勉強していくようです。

合格実績としては、令和2年度の合格率が66.4%で独学者や他のスクール受講者の合格率37.1%と比較して30%も合格率が高いという実績があります。

建築設備士 設計製図コース(設計製図講座) | 建築設備士の資格試験合格なら総合資格学院
総合資格学院の「建築設備士 設計製図コース(設計製図講座)」は、プロの講師陣、オリジナル教材で、建築設備士の資格取得を目指し徹底サポート。 建築設備士の資格試験合格をめざすなら、資格指導のエキスパート「総合資格学院」。

【基本計画指導】
総合資格学院の試験分析力に基づく講義で、採点のポイントを正しくつかむ
・近年の出題傾向から分析した「採点のポイント」に基づく「オリジナル演習課題」に取り組むことで、「今」の試験に正しく対応した実力を身につけられる!
・各設備の「キーワード」や「つまづきやすい箇所」を丁寧に指導。理解しやすくまとめられた講義で、自身の専門分野以外も解答できる力が身に付く!
・インプットした内容は、課題演習を繰り返し確実に定着。演習後は、丁寧な「解説」と「添削指導」で記述の問題点をしっかり克服!

【基本設計製図指導】
ミスなく、すばやく、どんな問題にも対応できる作図力・応用力を養成
・時間内に完成度の高い図面を描けるよう、課題文の読みとりから作図の手順まで「手戻り」なく「最短」で描く「作図法」をしっかりと指導!
・作図演習→添削指導のサイクルで作図の問題点を確実に克服!確実に合格レベルの図面を描ける実力を養成!
・課題演習では、「複数のパターン」の課題に取り組み応用力を養成!
・難関の「問題4」についても「空調・衛生・設備」それぞれで合格レベルの図面を描けるよう徹底的に対策!

https://www.shikaku.co.jp/k_setubi/seizu/index.html

日建学院について

最後に日建学院ですが、二次試験対策として『二次試験対策Web講座』という講座が用意されていて、講座回数は10回、価格は¥90,000(税込)です。

合格率などの実績は公表していないようです。

建築設備士 二次試験対策Webコース
過去の本試験問題の解説と、課題に対する予想問題の講義を実施するWeb講義です。重要ポイントを押さえ、試験攻略のための知識を身につけていきます。

建築設備士二次試験に備え、過去4年間の本試験問題の解説と、本年度の課題に対する予想問題の講義を実施するWeb講義です。試験傾向の徹底分析に基づいた講義によって重要ポイントを押さえ、試験攻略のための知識を身につけていきます。課題演習用の問題集、練習用紙から答案用紙までオリジナル教材も充実。わかりやすい答案例でしっかりと解答の確認ができます。 建築設備士二次試験は、「蓄熱式空調システム」または「コージェネレーションシステム」を利用する建築物をベースに出題されます。予想課題を含む全5課題でしっかり対策していきます。

https://www.ksknet.co.jp/nikken/guidance/equipment/course/niji

まとめ

本記事では、建築設備士試験の二次試験である設計製図試験対策におすすめの講習会、資格学校についてご紹介しました。

独学に近くなりますが、自分で勉強を進められる方には『講習会』をおすすめします
負担する費用も抑えられ、試験に受かるために必要な情報がすべてつまったテキストで勉強ができます。

どうしても自分だけで勉強ができないという方には資格学校がおすすめです。
その中でも私は『総合資格学院』をおすすめしたいと思います。
¥310,000という価格面はネックになりますが、高い合格率という実績があります。
勉強していてわからないところなども質問することが出来ますのでおすすめです。

建築設備士試験を受験しようとしている皆さんも私と同業の建築関係の仕事をされていると思います。
日々、仕事が忙しい中で何とか時間を作って勉強をすることになると思いますが、最後まであきらめずに頑張っていきましょう!!

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