ド素人でも第二種電気工事士試験に独学で一発合格するための勉強法とおすすめの参考書【筆記試験編】

第二種電気工事士

どうもAMAKenです。

本記事では、第二種電気工事士の筆記試験に対して、

  • 電気工事のこと全くわからないけど、ド素人でも合格できるの?
  • 独学でどうやって勉強したらいいのかわからない!!
  • どの参考書で勉強すればいいの?

と悩んでいる方に向けて、筆記試験を独学で一発合格するための勉強法とおすすめの参考書をご紹介します。

結論を言ってしまうと、電気工事素人でも第二種電気工事士試験に独学で一発合格できます!!

実際、私自身も電気工事ド素人ですが、2020年下期の試験で独学で一発合格しました。
現在は免許証の発行待ちです。今月末ごろには届くかな。

本記事では、私が実際に行った筆記試験対策の勉強法や勉強時間、使用したおすすめの参考書などをご紹介します。

技能試験編は別の記事でご紹介していますので、是非こちらの記事もご覧ください。

ド素人でも第二種電気工事士試験に独学で一発合格するための勉強法とおすすめの参考書

試験の出題傾向の分析

素人が独学で一発合格するには、効率よく学習する必要があります。

合格基準点は例年60点以上なので、80点や90点など高得点を取る必要は全くありません!!

  • どうすれば60点以上取れるのか!?

それには、これまでの出題傾向を把握して、何を重点的に勉強すれば良いのか分析する必要があります。
例年の筆記試験の出題傾向を表にまとめました。

  出題科目 問題数
一般問題 電気の基礎理論 5~6問
配電理論と配線設計 5~6問
電気機器・配線器具と材料および工具 4~5問
電気工事の施工方法 5~6問
一般用電気工作物の検査方法 3~4問
一般用電気工作物の保安に関する法令 3~4問
配線図 図記号 10~12問
複線図 4~5問
配線記号・工具・施工方法 7~8問

この出題科目と問題数からどこに重点を置いて勉強するか分析をします。

この後紹介するおすすめの参考書にも書かれていますが、上の表の赤文字の出題科目を中心に勉強をしてください。

この出題科目は、問題数が多く、単純な暗記問題が多いので、電気工事素人の方や特に文系の方でも点数が比較的取りやすい科目だと思います。
この出題科目で得点が取れれば、合格基準点の60点をクリアできます!!

その他の出題科目も必ず一度は勉強をしてください。
その中で得意そうな出題科目はプラスの得点源とするため、継続して勉強
苦手な出題科目は完全に捨ててしまって大丈夫です。

私自身は複線図がとても苦手だったので、最初から捨てて勉強しませんでした!!
この選択をしたことを後からかなり後悔しました。

皆さんはお分かりかと思いますが、筆記試験合格後に受ける技能試験では複線図が書けないといけないからです。

皆さんはこの後の技能試験のことも考えて、複線図を絶対に捨てないでください!!

おすすめの参考書

次におすすめの参考書ですが、ツールボックス社の『ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すいーっと合格』です。

https://amzn.to/3tblTiB

この1冊があれば十分です。

写真やイラストが多く載っていて、実際の工具や材料などを見たことがない素人の方に特におすすめです。
単元ごとに重要となる「要点丸暗記ポイント」が書かれていて、この単元での重要ポイントがとても分かりやすくまとめられています。

また、単元ごとに復習用の過去問がついています。
繰り返し出題されている必須の過去問が厳選されているので、しっかりと復習が出来ます

電子版にも対応していて、参考書を購入した方はスマホなどから無料で閲覧ができます。
ただし、過去問は電子版では見れなかったと思います。
記憶違いでしたら申し訳ございません。

付録としてついている「重要ポイント丸暗記ノート」もとても便利です。
A5サイズくらいで35ページほどのとてもコンパクトな暗記ノートで、筆記試験でとても重要なポイントだけに絞って丸暗記するためのノートです。

おすすめのスマホアプリ

私はご紹介した参考書と合わせて、「全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集」というスマホアプリも使用して勉強していました。

全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集
全問解説付 第2種電気工事士 筆記 一問一答問題集
開発元:Tokyo Interactive
無料
posted withアプリーチ

その他にもいろいろなスマホアプリをダウンロードして使用してみましたが、このアプリが一番使いやすかったです。

このアプリの特徴は、過去の頻出問題が1問1答方式で出題され、すべての問題に詳細でとてもわかりやすい解説がついているところです。
問題に出てくる写真もとてもきれいです。

このアプリは無料版と有料版の2種類あり、無料版では問題数が20問に制限されていたり一部機能などにも制限がされています。
まずはアプリの使用感を無料版で体験してから有料版を購入するか検討してみてはいかがでしょうか。

勉強法と勉強時間

最後に具体的な勉強法と勉強時間ですが、私が勉強を始めたのは試験の1か月前からです。

ちょうど仕事が忙しい時期で、仕事が終わってから勉強するという気持ち的な余裕がなかったので、昼休みの1時間と電車移動の15分くらいだけ集中して勉強しました。

総勉強時間はだいたい30時間くらいだと思います。

会社に参考書を持っていくのが嫌だったので、常に携帯しているiPadから電子版で勉強していました。
1日の勉強範囲は10ページくらいと決め、昼休みは参考書で勉強電車移動中は参考書で勉強した範囲の過去問をスマホアプリで復習するということを繰り返していました。

図記号や器具・材料などが書かれた第1章と第2章は「物の形や色など」が重要なので、参考書で繰り返し勉強しましたが、それ以外の章は一度だけ読んで、あとは付録の「重要ポイント丸暗記ノート」で丸暗記しました。

暗記方法は昔からやられているかなりアナログな方法ですが、緑のマーカーで覚えたい単語をマークして、赤いシートで隠すという方法です。
このやり方でひたすら丸暗記しました。

言い過ぎかもしれませんが、重要ポイント丸暗記ノート」だけでも合格できるんじゃないかというくらい重要なアイテムです!!

試験1週間前くらいは、完全に「重要ポイント丸暗記ノート」と「スマホアプリ」だけで勉強していました。

この勉強法を1か月繰り返して、電気工事素人の私でも筆記試験に一発合格できました。
点数は自己採点で78点くらいだったと思います。案の定、複線図は全くできませんでした。

最後に一番重要なことですが、筆記試験受験後はすぐに自己採点をしてください!!
技能試験まで時間はありますが、試験日が近づくにつれ、工具や練習用の材料などが品薄になっていきますので、早めに自己採点して、合格基準点をクリアしてそうであればすぐに工具などの購入をおすすめします。

おすすめの工具や材料については技能試験編でご紹介します。

まとめ

本記事では、電気工事素人の方でも第二種電気工事士試験の筆記試験に独学で一発合格するための勉強法とおすすめの参考書をご紹介しました。

勉強期間も1か月程度で短期間で、試験自体も年に2回行われていて受けやすい試験だと思います。

自宅のDIYなどで電気工事もしてみたいと思っている方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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