二級建築士試験に独学で合格するための勉強法とおすすめの参考書【学科試験編】

二級建築士

どうもAMAKenです。

  • 二級建築士試験に独学で合格できるの?
  • どんな参考書で勉強すればいいのかわからない!!
  • 勉強時間はどれくらい必要?

など二級建築士試験に対して悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、二級建築士試験の学科試験は独学で合格出来ます!!

私自身も数年前に独学で学科試験に臨んで一発合格しました!!

この記事では私の経験をもとに独学で二級建築士の学科試験に合格するための勉強法とおすすめの参考書をご紹介します。

どうしても独学での勉強に不安がある方には、資格学校の講座を紹介する記事を今後書いていきますので、是非そちらをご覧ください。

二次試験の設計製図試験の勉強法とおすすめの参考書についても今後記事にしていきますので是非ご覧ください。

二級建築士試験について

まず二級建築士試験とはどういう試験かということですが、試験は一次試験の学科試験と二次試験の設計製図試験の2つに分かれています。
まず、学科試験に合格することで設計製図試験を受けることが出来、設計製図試験にも合格することで二級建築士となれます。

2020年(令和2年)から受験資格などの試験制度の一部が変更になりました。
簡単に内容をまとめた記事を書きましたので、是非そちらもご覧ください。

本記事で紹介するのは一次試験の学科試験についてです。

二次試験の設計製図試験は毎年テーマが変わり、製図板を使って手書きで図面を書くため、独学だけで突破するのはなかなか困難です。
二次試験の対策についても今後記事を書いていきますので是非ご覧ください。

独学で学科試験に合格するための勉強法とおすすめの参考書

学科試験の概要と出題レベル

学科試験は4つの学科に分かれています。

  • 学科Ⅰ 計画
  • 学科Ⅱ 法規
  • 学科Ⅲ 構造
  • 学科Ⅳ 施工

問題数は各学科25問で、計100問で構成されています。

計画や構造の問題は、大学の建築学科の授業で習う内容がほとんどです。
過去問などで勉強をしていると、「この問題あの授業でやったなぁ!!」と思い出すような内容が結構あります。

逆に法規や施工は実務に近い内容が多く、大学の授業ではあまり習わない法令関係や現場での施工方法などが出題され、学生や新卒ですぐに受けられる方は苦労するかもしれません。

各学科の試験対策法も今後記事にまとめていきますので、是非ご覧ください。

勉強法とおすすめの参考書

実際に私が行った勉強法とおすすめの参考書をご紹介します。

私が二級建築士試験の勉強を始めたのは4月からです。かなり遅いです!!
勉強は、平日の19時~21時と週末の10時~12時の毎日2時間と決め、約3か月間勉強しました。
勉強時間の合計は約200時間くらいです。

家では集中して勉強できないので、いつも近所の図書館やカフェなどで勉強していました。
具体的な勉強法は、直近5年分の過去問を3回解くことだけです。
テキストなどは一切使わずにとにかく過去問だけで勉強して一発合格しました!!

使用した参考書(過去問)は総合資格学院が出版している「2級建築士試験学科過去問スーパー7」です。

Bitly

日建学院などが出版している過去問でも問題ないですが、私のおすすめは総合資格学院の過去問です。
開講している講座での合格率からもわかるように信頼度が高いのと、他社の過去問よりも解説が分かりやすくとてもおすすめです。

いきなり過去問から始めるのが不安な方は、同じく総合資格学院が出版している「2級建築士試験学科ポイント整理と確認問題」がおすすめです。
各科目ごとの重要ポイントだけが整理されていて、次のページにはすぐに確認問題が書かれているので、過去問を始める前にさ~っと読むのも良いかもしれません。

Bitly

より具体的に実際に実施した私の勉強の流れをまとめていきます。
建築設備士などの資格を取る時にも同じ勉強の流れで合格しているので信頼性は高いと思います。

まず過去問1周目ですが、すべてを理解できなくてもいいので、とにかく早めに全問解いて解説を読むようにしました。
早めに試験問題の全体像をイメージするために理解よりも先にイメージを持ってください。
1日で過去問1年分を1~2科目実施するペースで、半月程度で1周目を終わらせました

正直、法規や施工は全く分かりませんでした。
ただ、何が得意で何が苦手なのかもこれで分かったので、2周目以降でどこに重点を置くべきなのか早めに整理が出来ました。

2周目1問ずつしっかり考えて解いていきました。
1周目で試験全体のイメージとある程度苦手分野が整理できているので、苦手分野には特に時間を使って理解を深めていきました

期間としては約1カ月半くらいで終え、各科目を1日2~3問程度を行うようにしていました。

3周目は学科試験までの約1か月間で行いました。
2周目で苦手分野をしっかり勉強しているので、理解度も上がっているため1日に解ける問題数が多くなります。
しっかり問題を解いて解説を読んでいっても、1か月程度で全問解けるようになっています。
ここまでくれば各科目と総得点の合格基準点をクリアできるはずです!!

勉強法ではないですが、総合資格学院や日建学院が行っているオープン模試を受けることもおすすめです!!
自分が今どれくらいの実力があるのか判断できますし、資格学校からその年の問題の傾向や最新の情報も入手できます。
ちなみに私は5月の連休明け頃と試験前の6月頃に総合資格学院のオープン模試を受けました。

5月の模試の時は、まだ過去問2周目の1/3くらいを行っているころだったと思います。
結果は、得意な学科ⅠとⅢが合格基準点ギリギリ!! 苦手な学科Ⅱと学科Ⅳは1桁の点数で惨敗!!

6月に行った模試は、過去問2周目を終え、3周目に入ったころで、苦手分野もある程度理解が深まっている頃でした。
結果は得意な学科ⅠとⅢは8割程度取れ、総得点でも合格基準点をクリアしました!!
苦手だった学科Ⅱと学科Ⅳはもう少しで合格基準点に届くくらいの点数が取れました。

過去問を解く中でも苦手分野の整理ができますが、模試の結果ではっきりと苦手分野や理解度が浅い部分が示されるため、独学で勉強する方には特におすすめです。
ただし、模試のあとは営業の連絡がたくさん来ます。

まとめ

本記事では、二級建築士試験に独学で合格するための勉強法とおすすめの参考書をご紹介しました。

二級建築士試験を受験しようとしている皆さんも私と同業の建築関係の仕事をされているか建築学科の学生かと思います。
日々、社会人は仕事が忙しく、学生は卒製や卒論で忙しい中で何とか時間を作って勉強をすることになると思いますが、最後まであきらめずに頑張っていきましょう!!

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